調査の内容
一斉調査の手法
● 採水
雨天や増水などによる調査の中止も考慮し、これまでに調査を継続してきた地点や新たに調査をしてみたい地点を決定します。調査地点を調査票に記入します。
より正確なデータ測定のため、水質の時間変化を考慮し採水時間は午前中に行います。
試水を入れる容器は予めよく洗って乾かし、採水地点名・記号・採水日時を明記しておきます。採水器具や試水を入れる容器は、採水を行う川の水で十分に共洗いします。
浅く流れが穏やかな川では、川に入り川の中央で上流に向かって採水し、深い川や流れの速い川では、橋などの上からロープをつけたバケツを下ろし採水します。舞い上げられたゴミなどが混入しないよう十分注意して行います。
調査月日・調査時刻・天気とともに、採水地点の気温と採水した試水の水温を測定し調査票に記入します。
● CODの測定
試水の温度を測定し反応時間を決定します。
パックテストのラインを抜き取ります。パックンにスポイトで試水をメモリまで入れます(約1.5ml)。パックテストの空気を抜き、試水を全て吸い上げます。4〜5回ゆっくりふり、@で決定した反応時間で測定を開始します。
反応時間終了後ただちに標準色と比べ、測定値を調査票に記入します。
同じ試水で3回測定します。
 
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